街なかの民家の前などに「ご自由にお持ちください」と書かれた段ボールが置いてあり、なかにはその家で不要になった食器や日用品が入っていたりする。
捨ててしまってもいいものを、「もし必要な人がいるならどうぞ差し上げます」という親切心。そして、濃厚に生活感が反映されたラインナップ。
そう、ご自由にお持ちくださいには、ロマンが詰まっているのだ。
同時に、「どこへ行けば絶対に見つかる」という保証など存在しないのもまた、ご自由にお持ちくださいの世界。だからこそ、「今日1日、ご自由にを見つけるまでは帰れない」と決めて街へ出てみるのはどうだろう?
そんなスリルと興奮渦巻く小さな旅に、酒の穴のふたりが挑戦します。
Source: daily