社長の異名が「まぐろ大王」として知られているお寿司屋さん「すしざんまい」は、ちょくちょく「まぐろキャンペーン」をやっていて、まぐろネタが半額になるのでキャンペーンを狙って行くようにしている。
先日も「すしざんまい」で半額のマグロを食べていたら、板前さんから面白い話を聞いた。お寿司屋さんの裏メニューに「焼きそば」という物があって、それを頼むと食通に思われるという。お寿司屋さんに焼きそば? それは賄い料理の一種ですか?
「いえいえ、本当の焼きそばではなくて、お新香や薬味を焼きそば風に盛りつけるんですよ」
見た目を焼きそばに似せるので、通称「焼きそば」なのだそうだ。麺の代わりにタクワンを細長く切って、山ゴボウの漬け物、みょうが、大葉、きゅうり、とびこなどを合わせるらしい。箸休め感覚で「焼きそば」を頼む。確かに食通っぽい。その場で頼もうと思ったのだが、それを教えてくれた板前さんは他のお客さんの対応に忙しくなってしまい、その日は「焼きそば」を頼むことが出来なかった。
それ以来、寿司屋の焼きそばが気になって仕方がない。漬け物と薬味が合体してるのだから、美味しいに決まってる。
あまりにも気になったので、まずは自分で作ってみることにした。仕上がりを見たことはないが、本物の焼きそば風にすれば良いのだ。想像でやってみよう。
※2009年8月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
Source: daily