マリトッツォの年であった。
趣味嗜好の選択肢がひろがり、流行というものが言うてもそれほど老若男女に渡り流行するわけではない年が、ここ数年続いたのではないか。もはや流行といえるほどの流行は起こり得ない時代なのかもしれない……そんな思いを打ち消す大流行である。
シンプルながら迫力のあるその形状や味わいはもちろん、そのビッグヒットには名前の意外性も大きかったんじゃないかと思わずにはいられない。
つまり、次に大流行を起こすのもまた、語感の強いイタリア菓子にヒントがあるのではないか?
カネストレッリ、バチディダーマ、ジャンドゥイヤ、クリクリ・アルコバレーノを買ってきました。予習しておこうじゃないですか。
Source: daily