たくさん服を作っていると「自分が作った服を誰かに着てほしい」と思うようになる。
昔、おばあちゃんの家には、おばあちゃんが毛糸で編んだ服を着たキューピー人形が何体も並んでいて、ちょっとしたオカルトだった。
でも、あれはこういう気持ちだったんだな、と今ならわかる。
服は着るだけじゃなくて、着せるのも楽しいのだ。
私も服を誰かに着せたい。誰かに着て欲しい。
どうせなら服を着たことがない誰かがいい。
衣服文化は人類から始まったから、それより前に絶滅した恐竜なら着たことがないはずだ。
恐竜に服を着せたい!恐竜にもおしゃれを楽しんで欲しい!恐竜のために服を作ることにしよう。
Source: daily