無意識に作品を作ってしまうことがある。喫茶店でお茶を飲みながらしゃべっていると、いつのまにかストロー袋や紙ナプキンがくるくるに丸まっていたりするあれだ。
普段はすぐに捨てられてしまう運命にある作品たちだが、こういう無意識作品を集めてみれば面白いのではないか。
しかし本当に面白いのだろうか。甲虫王者『ムシキング』くらい面白いのだろうか。カードに描かれた昆虫がド迫力のアングルからさまざまな技を繰り出す。子供のおもちゃだと舐めてはいられない面白さ、そんなムシキングの方が面白いのではないか。
無意識作品とムシキングではどちらが面白いのか、折り合いのつかぬまま、とりあえずは無意識の世界をのぞいていこう。
※2007年6月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
Source: daily