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閉店した大阪・都島のスナック「ブスの店 杏」の長い歴史をママに語ってもらった

私の住んでいる場所の割と近くに「ブスの店 杏(あんず)」というスナックがある。なんという名前だろう。かなり昔からあるのだろうけど、それにしてもアクの強い名前……。と思いつつ、実際、その店の前に看板が出てピカピカ光っているのを何度も目にしては、「ここにもお店の人がいて、お客さんがいるわけか」と、当たり前のことを思い、通り過ぎていた。

それから何年か経って、その店に入るチャンスがふいに訪れた。お店を切り盛りしている杏子ママは気さくで可愛らしい方だった。また行こうと思っているうちに、「あの『杏』が閉店するらしい」という噂が聞こえてきた。周辺の土地開発に伴ってお店のある建物から立ち退かねばならなくなり、閉店を決めたのだという。常連でもなんでもない私がおこがましいと思いつつ、どうしても杏子ママに店の歴史について聞かせてもらいたく、無理を言ってインタビューさせてもらった。

Source: daily

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