この中に入ります。
東京の神田川を眺めていると、たまに地下トンネルへの入口のような穴がぽっかりと開いていることがある。分水路の入口だ。
分水路というのは地面の下に作られた人工の川で、道路で言うとバイパスのような役割があるらしい。つまり、台風などで増えた水量を吸収し、洪水をふせぐ目的がある。
ただし、いまはそんなことはどうでもいい。
あのまっくらな穴の中に入ってみたい。
なんだか洞窟の探検みたいでおもしろそうだ。中はどんなふうになっているんだろう。そして出口はどこに抜けているのか?
長年の夢を実現してきました。
※2005年8月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
Source: daily