「マクセル」と聞けば、私はカセットテープと、「maxell」というロゴの未来っぽい感じを思い出すのだが、どうだろうか。
物心ついて最初に触れた録音用メディアがカセットテープで、その後、MDやCD-Rが出てきて……と、記録メディアがどんどん変化していく時代を生きた私にとって、マクセルはいつもそういった製品を作り続けてきた企業という印象がある。マクセルの乾電池もよく使っていたな。
そんなマクセルの企業史料館にあたる施設「Maxell Technology Gallery」が京都の乙訓郡大山崎町にあり、一般公開はされていないが、取材の申し込みは受け付けているらしいという話を耳にした。気になるので「デイリーポータルZ」で取材させてもらえないか……いや無理か、と思ったら取材を受けてもらえることになった。どんな史料館だったか、レポートしたいと思う。
Source: daily